楽曲販売を一括管理🎵
〜配信代行サービス「TuneCore Japan」のご紹介〜


実はSuno AIで生成した楽曲を使ってお小遣い稼ぎをしてみたいと考えついたLUCA。

先日無事アルバムの販売を開始することができたので、その際に利用した配信代行サービスの「TuneCore Japan」についてご紹介したいと思います。

🐚 今回ご紹介する「TuneCore Japan」は比較的アクセシビリティの高いサービスではあるものの、モバイル版サイトには一部スクリーンリーダーにより読み上げられない箇所があるようです。特にアーティスト情報の変更時などには、pc版ブラウザをご利用いただければと思います。


ステージ上でマイクスタンドの前に立ち、エレキギターを持っているテディベアのイラスト。

基本情報・サービス概要

まずは今回LUCAが楽曲販売のために利用したサービス、「Tune Core Japan」の基本情報と概要についてご紹介します。

サービス名
TuneCore Japan
サイトURL
https://www.tunecore.co.jp
サービス概要
本来、管理会社ごとに登録料・香辛料を支払わなければ楽曲を販売できない各種ストリーミングサービス・ストア等に、ごく少額の登録料・手数料だけで代わりに配信・販売を行なってくれる代行サービス。
利用料金
・初期費用: 無料
・シングル(1曲)配信料: 1年更新の場合¥1,551
・アルバム(2~50曲)配信料: 1年更新の場合¥5,225
※(2年分以上のまとめ買いで割引あり)
・著作権管理サービス設定時の手数料: 15%
対応ストア(カラオケ配信・ミュージックビデオ配信除く)
・iTunes Store ・Apple Music
・Amazon配信サービス各種 ・music.jp STORE
・オリコンミュージックストア ・Spotify
・KKBOX ・auスマートパス
・レコチョク ・mora
・Media Do ・YouTube Music
その他多数
配信対応コンテンツ
・音楽(ボーカルあり/インストラメンタル)
・カラオケ用音源
・ミュージックビデオ

Tune Coreの基本情報については以上です。
ご覧の通り、初期費用等は一切かからず、手数料についても著作権管理サービスを利用しない限りは0%です。自作の音源を販売したい場合、各ストア・サービスに直接売り込むよりも、ずっと安価且つ簡単でしょう。


配信代行の仕組み

続いては、どうしてTuneCoreを使うことで楽曲配信にかかる費用を抑えられるのか、その仕組みについて簡単にご説明したいと思います。

自ら各サービスへの楽曲配信をする場合

TuneCoreのような配信代行サービスを利用せずに楽曲を配信したい場合、まずは各種ストリーミングサービス・オンラインストアへ登録料・リリース料・香辛料を支払い、自らアーティストページを作成し、自分で用意したプロモーションを通して集客を行う必要があります。

このような作業をサービスごとに行なってしまうと、膨大な費用と手間が必要となってしまい、多少の儲けでは賄えなくなってしまいます。集客の手段に関しても、アーティストページ登録サービスへの登録・SNSのフォロワー稼ぎなどさまざまな手順が要求され、容易には実施できないでしょう。

こういった様々な費用・手間を肩代わりしてくれるのが、配信代行サービスなんです。

TuneCoreが代行してくれること

TuneCoreのような配信代行サービスは1回1回のリリースにより料金が発生しないような形で、一団体として各種ストリーミングサービス・オンラインストアと契約を結んでいます。その上で各ユーザから少額のリリース料を回収し、それを契約料に回すことで収益の100%還元を実現しているんです。

※TuneCoreの他にも数多くの配信代行サービスがありますが、多くの場合、リリース料がより安価、もしくは無料である代わりに収益の20%〜30%程度が手数料として取られてしまいます。最終的な利益で考えると、リリース料がかかってもTuneCoreを利用した方がお得になるでしょう。

プロモーション・著作権管理などについても、TuneCoreが代行してくれます。本来各種サービスと契約して作成する必要のあるアーティストページをTuneCore上に無料で作れるほか、著作権管理サービスに登録すればたった15%の手数料で自らの楽曲にかかる著作権を確実に管理していくことができます。


このように、TuneCoreなどのサービスは楽曲の配信にかかる様々な費用・手順を肩代わりしてくれるんです。自ら作詞・作曲した楽曲を販売したい場合には、こういった代行サービスの利用がお勧めです。


LUCAがリリースしたアルバムのジャケット。黒髪ロングの女性が白杖の立てかけられたデスクに着き、ノートパソコンを操作しているイラストです。

☆配信中アルバムの具体例☆

こちらでは配信を開始したアルバムの具体例として、LUCAがリリースしているものをご紹介させていただきます。


楽曲リリースまでの流れ

ここからは本題、TuneCoreで楽曲を配信するまでの大まかな流れについてご説明します。

A. アカウント登録・ログイン
まずは無料のアカウント登録から。TuneCoreの登録ページからメールアドレス・パスワードを入力してアカウント登録を進めましょう。
届いた認証メールに書かれたURLをクリックして遷移すると、アカウントの本登録が進められます。
アカウント登録が完了したら、ログインページでメールアドレス・パスワードを入力してサインインしましょう。
B. リリース登録
ログイン後のページで上部にある「リリース登録」ボタンを押下すると、楽曲配信用のページに遷移されます。
リリース登録ページではまずリリースの種別(シングル・アルバム・カラオケ・ミュージックビデオ・着信音)を選択後、ページ下方の「登録に進む」ボタンを押下します。
続いて表示される画面では、選んだリリースの種別に応じた設定を行います。例えばアルバムを選択した場合、アルバムのジャケット画像、主要エリア、アルバムタイトル、メイン・フィーチャリングアーティスト、ジャンル等を「upload-jacket」ボタン及び各「編集」ボタンから登録していきます。
C. 楽曲登録
リリース情報が入力できたら、同ページの下方にある「楽曲情報」欄から楽曲情報・音源ファイルの登録を行いましょう。
「楽曲を追加する」ボタンを押下後、表示されたページで楽曲名・ジャンル・アーティスト・著作権情報等を登録していきます。
※著作権情報は正確に入力する必要があります。なお、Suno AIなどの生成AIを利用している場合、「オリジナル」として登録することはできますが、「第三者の著作物」については「はい」を選んだ上で、有料会員の領収証などを添付する必要があります。
全ての情報を入力し終えたら、「保存」ボタンを押してリリース情報ページに戻り、音源ファイルの登録に進みましょう。なお、音源ファイルの形式としてはWAV形式が推奨されています。
もし楽曲の歌詞を追加したい場合は「歌詞登録」ボタンから入力に進みましょう。なお、歌詞の登録はPC版サイトでのみ可能です。
アルバムの場合には登録したい楽曲全てでこの手順を繰り返します。
D. ストア選択
リリース・楽曲の登録が終わったら、ページ最下部の「」ストア選択へ」ボタンを押下して配信先サービス・ストアの選択へ進みましょう。
遷移先のページではまず配信エリア(世界中または国内限定)を選択した後、配信先サービスをストリーミングサービス・ストア・収益化サービス・ディスカバリーサービスごとに選んでいくことになります。
続いてストアで販売する場合の価格(曲単位・アルバム単位)、予約販売の有無、アーティストページの有無などの詳細を入力したら、リリースの申請へ進みましょう。
※なお、楽曲の種類によっては配信できないストア・サービスなどもあります。
E. 配信申請
次に表示されるアカウント情報の登録画面では氏名・銀行情報・支払い方法などを登録します。
入力された情報に不備がなければ、リリース審査の申請へと進むことができます。これにて登録手順は以上です。
なお、リリース審査ではアカウント情報や登録された著作権情報に不備がないか、オリジナル曲であるにも拘らず酷似した音源がネット上に存在しないかといった確認が行われます。
審査の結果は2日以内にメールで届き、無事審査を通過していれば数日後に配信が開始されます。

まとめ

さて、今回はLUCAがSuno AIで生成した楽曲を配信するために利用した配信代行サービス、「TuneCore Japan」についてご紹介しましたが、如何だったでしょうか。

配信代行サービスを使えば低コストで、手間をかけずに作成した楽曲を販売することができるので、自ら作曲した音楽を公開・配信したいという方にはお勧めの方法となっています。

TuneCoreでは収益の100%を受け取ることができるというメリットもありますので、ぜひ一度試してみては如何でしょうか。


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