なんでもできちゃうデイジープレイヤー❓
~センスプレーヤー開封レビュー~
「なんでもできて便利すぎる」という噂を聞きつけ、1カ月半以上前から新型のデイジープレイヤーを申請・注文していたLUCA。
そんな「センスプレーヤー」が先日ついに到着したので、今回の記事では実際にどのような機能が搭載されているのかや、使用感などを含めて開封レビューしていきたいと思います!
🦮 記事中のレビューにはLUCAの個人的な感想・見解が多分に含まれています。ご容赦ください。
センスプレーヤーの基本情報
いつも通り、レビューの内容に入る前に、センスプレーヤーの基本情報を確認しながら開封時の写真をご紹介したいと思います。
- 商品名
- 「センスプレーヤー」
- 販売元
- 有限会社エクストラ
- 商品価格
- 99,800円(非課税)、市区町村により日常生活用具給付対象
- 発売日
- 2023年5月19日
- 商品概要
- ファイル管理・OCR・ネットラジオなど様々な機能が搭載された、メディア/デイジープレイヤー。
- 搭載機能
- 基本機能: ファイル管理、DAISYプレーヤー、DAISYオンライン、OCR(文字認識)、メディアプレーヤー、文書リーダー、FMラジオ、ウェブラジオ、ポッドキャスト
- ユーティリティ機能: 録音/再生、カラーリーダー、メモ、電卓、アラーム、ストップウォッチ、カウントダウン、スリープタイマー、フォーマット、バックアップ/復元
- その他機能: Bluetoothキーボード、音声時計
- 寸法・重量
- 130×64×14.5mm(140g)
- ストレージ
- 内蔵メモリ64GB/MicroSDカード256GBまで対応(別売り)
- バッテリー
- 2300mAh
- その他スペック
- Wi-Fi・Bluetooth5.0対応
- USB-C・3.5mmイヤホンジャック搭載
センスプレーヤーの基本情報・スペックについては以上です。続いて以下に開封時の写真を掲載していますので、画像をクリックして切り替えながらご覧ください。
使いやすい点/機能
ここからは実際にセンスプレーヤーを使ってみて、使いやすかった点、便利だと感じた機能などについてレビューしていきます。
サイズ・使用感
まずハード面から見ていくと、大きさ・重量は手に馴染んで非常に使いやすいです。程よい重みと手にフィットする薄さは昔のデイジープレイヤーと比べても操作しやすいように感じます。
またデザイン面から見るとやや「ダサい」と思ってしまう大きなボタンですが、こちらも操作時には押しやすく、今のところ操作ミスなどはほとんどありません。
ボタンを増やしすぎないような工夫もされていて、センスプレーヤー前面最上烈にあるファンクションキーはどれも「浅く押す」・「深く押す」・「長押し」の3つの機能が割り当てられています。
総合的に評価するとハード面はとても使いやすく、端末を操作する際にキーを押し間違えてしまったり、フラストレーションを感じることはありませんでした。
OCR・カラーリーダー機能
実はLUCAの住んでいる自治体ではセンスプレーヤーは「活字読み上げ機器」のジャンルに登録されていて、デイジープレイヤーとしての機能以上に、文字認識機能が注目されています。LUCA自身、スキャナー/OCR端末として使うことの方が多くなりそうです。
センスプレーヤーのOCR機能はホームメニューからワンクリックで呼び出せるようになっていて、活字文書等にカメラを向けてOKボタンを押すだけで、簡単に利用できます。具体的な尺度などはありませんが、個人的にはかなり精度も高いように感じています。
そして文字と同様、センスプレーヤーにはカメラで写したものの色を色名・RGBで教えてくれる、カラーリーダーという機能が搭載されています。
スマートホン向けに提供されている他社製アプリと比較するとやや簡易的なものではありますが、OCRと同様、ボタン1つで簡単に読み取ってくれるのは非常に便利です。
ラジオ機能
続いて使いやすく感じたのがFMラジオ・ウェブラジオ機能です。これは文字通り、FMラジオ(オフライン)とウェブラジオ(オンライン)が直接視聴できるというもので、簡単に音楽・ニュースを聴けるのが使いやすく感じます。
Bluetoothキーボード
センスプレーヤーの便利機能の1つに、スマートホンと接続してテンキーキーボード・スピーカーとして使えるというものがあります。
LUCA自身はまだあまり慣れないところがありますが、普段から五十音入力をしている方にとっては凄く使いやすいのではないでしょうか。
1つだけ不満点を挙げるとすると、あまり音質が良くないので、キーボードとして使うかスピーカーにも接続するかを選べると便利なのかなと思います。
使いづらい点/機能
使いやすく感じた点は以上です。最後に、LUCAが少し使いづらく感じてしまったところについてもご紹介したいと思います。
Wi-Fi接続が不安定
まず一番改善してほしいと思っているのが、Wi-Fi接続の安定性です。
センスプレーヤーが届いてから3種類ほどのWi-Fiネットワークへの接続を試してみたのですが、このうち比較的安定して接続してくれたのは1つだけでした。残りの2つ(ホームWi-Fi5GHz・5Gテザリングについては接続後数十秒で切れてしまい、とてもオンライン機能を利用できる状況ではありませんでした。
センスプレーヤーをご購入される方は、初めに数種類のWi-Fiで接続テストをしてみた方が良いかもしれません。
読み上げが時々不安定になる
こちらの不具合はそれほど頻繁に発生刷る訳ではないのですが、稀にホームメニュー・ユーティリティメニュー内の項目を読み上げなくなってしまうことがあります。
その都度端末を再起動すれば直るのですが、将来のファームウェアアップデートで改善されるとありがたいと思います。
OCRスタンド
最後はセンスプレーヤー本体の問題ではないのですが、付属のOCRスタンドが重すぎる&大きすぎるように感じます。
そもそもセンスプレーヤーが届いた際あまりの荷物の重さに驚いたのですが、その重量の大部分がOCRスタンドの分でした。センスプレーヤーを支えるのには仕方ないのかもしれませんが、柱部分・本体を支える板まで鉄製にする必要はないのではないかと思います。
また、スタンドの作りとしては板を3つ直角に接続したような形状になっているのですが、一度ボルトを締めてしまうと一切折りたたむことができず、凄く場所を取ってしまうような作りになっています。形状としてはとても折りたたみやすそうに見えるので、少し残念に感じてしまいました。
まとめ
さて、今回の記事では新型デイジープレイヤー「センスプレーヤー」について正直にレビューしてきましたが、如何でしょうか。
少し使いづらい点・不具合などについても触れてしまいましたが、デイジー図書・音楽の再生、文書の読み上げ、文字や色の認識まで数多くの機能が搭載された優れものです。
ご購入の際のご参考になれば幸いです。