いざという時のための安全策!
~バイク・自転車・歩行用ドライブレコーダー
「タフモバイルレコーダーFT-V6」のご紹介~


都心部を電車通勤しているLUCA...日ごろから「衝突される」・「白杖を蹴り飛ばされる」・「白杖を折られる」などのトラブルが絶えません。スマートホンを首から下げ、以前にご紹介した「アイナビ」というアプリを使って証拠映像の録画を試みたこともあったのですが、衝突時の衝撃によりスマートホンがぶれたり曲がったりしてしまうことが多く、あまり有用ではありませんでした。

そんな中、下調べを重ねてついに先日購入したのが、クリップ式でどこにでも取り付けられる、自転車・バイク・歩行用のドライブレコーダー、「タフモバイルレコーダー FT-V6」です。

そんな訳で、今回の記事では「FT-V6」の商品情報と、少しの間使ってみてのレビューをご紹介したいと思います。

✡︎記事中のレビュー・感想にはLUCAの個人的な意見・見解が多分に含まれていますが、ご容赦ください。


木製のテーブルの上に置かれたFT-V6本体の写真。大きめのカメラレンズと録画ボタンが写っています。


商品情報

まずは今回LUCAが購入した歩行用ドライブレコーダー、「タフモバイルレコーダー FT-V6」の商品情報をご紹介します。

商品名・購入ページリンク(Amazon)
「ボディカメラ タフモバイルレコーダー FT-V6」
価格(記事執筆時)
¥29,800(最安値)
メーカー
ユニファイン
発売時期
2022年9月(現在はより新しいモデルが販売されているようです)
対応機能
・手動録画・プリ録画・動態検知録画・G検知録画・衝撃検知録画・自動録画対応
・赤外線モード対応
・音声のみの録音にも対応
急な写真撮影に対応
・クリップ式・ネジ止め式マウント付属
・内蔵ディスプレイにより録画時のプレビュー・撮影済みの映像を確認可能
・Wi-Fi接続・USB接続によりPC・スマートホンから映像ファイルを閲覧・操作可能(※注)
基本スペック
・カメラセンサー: 2 MP CMOS SONY323
・赤外線モード: 夜間3mまで人顔確認、10mまで輪郭確認可能
・防塵・防水機能: 全体IP67級(レンズおよび液晶画面を含めて、防浸耐塵グレード2相当)
・耐衝撃性: 2m 落下試験実施済み
・ディスプレイサイズ: 2インチ(48mm×36mm)
・ストレージ: 64GB(内蔵メモリ)
・録画画素数: 200万画素
・その他機能: Wi-Fi、GPS、サイレン・LEDライト搭載

商品情報については以上です。発売から既に2年近く経っていて新モデルも登場し始めていますが、カメラ性能は非常に良く、普段使いには十分なスペックと言えるのではないでしょうか。

※っ注: 詳しくは次項以降のレビューでお伝えしますが、高スペックな本体とは異なり、スマートホン向けアプリは使い物にならないほど不具合だらけな状況です。LUCA自身、本商品はスマホとの自動接続を切り、本体のみで利用しています。


実機レビュー: 良かったところ

続いては本題、実機を使ってみてのレビューです。まずは良かったところからピックアップしていきたいと思います。

1. ボタンが大きく突出しているので操作しやすい

まずは視覚障害者にとって一番大事な、ボタンの操作性について。詳しくは次項でご説明しますが、専用のスマートホンアプリが使い物にならないため、特に本体側のボタン操作が重要になります。

結論から言うと、操作用のボタンは前後左右全ての面で大きく、突出しているため非常に押しやすい形になっています。またやや音量が大きすぎるのが難点ですが、どのボタンにも操作音が割り当てられているため、「押せたかどうかわからない」ということはなさそうです。

ただ、「押しやすい」ということは「誤操作が多い」ということでもあり..。特に側面のボタンを押そうとする際などには反対側のボタンを一緒に押してしまう危険性があるので注意が必要です。

2. 録画機能が使いやすい

FT-V6は手動で録画を開始できる他、動態検知・衝撃検知などにより自動的に録画を開始することもできるので、様々な用途に合わせることができます。

またカメラのスペックはとても高いので、スマートホンで撮影するよりもずっと高画質の映像を撮ることができます。

3. クリップマウントが便利

標準で付属しているクリップマウントは本体をカバンのストラップなどに固定しておくのにとても便利です。斜め掛け・リュックなどでも本体の角度を自由に調節できるので、カメラ部分が常に正しい位置に来るようにするのも容易です。

本体とマウントの接続も簡単で、楔形のコネクタを溝に滑り込ませるだけなのでドライバーなどの工具は不要です。

4. カメラ・ICレコーダーとしても使える

写真撮影機能・録音機能がそれぞれ独立して用意されているため、本体をカメラ・ICレコーダーの代わりとして使うこともできます。

毎回操作音がなってしまうため「こっそり録音する」といった使い方はできないですが、それでも便利な機能だと感じています。


実機レビュー: 今一つだったところ

最後に、本体を使ってみて気づいた、今一つだったところについてです...といっても本体側には殆ど問題がなく、兎に角使えないというのはアプリ側だけなんですが...。

1. 何よりもスマホアプリ

FT-V6はAppStore・Playストアで公開されている「RoadCam」というアプリをダウンロードすることでスマートホンからも操作・閲覧等を行うことができるようになっているのですが、残念ながらこちらのアプリについては「使い物にならない」というほど不具合だらけな状況です。

具体的にはスマートホン側から録画を開始すると5秒ほどで終了してしまい、また本体の操作により録画を始めてもその間に通知などが来てスマートホンが立ち上がってしまうとその5秒後に停止されてしまうというように、本来スマートホン側から操作できる機能は殆どが使えない状況です。

最終的にLUCAはスマートホンとの自動接続を切り、普段は本体のみで使うようにするようにして工夫しています。

2. 操作音・効果音が大音量すぎる

前項でも少しだけ触れた通り、ボタンを押すたびに再生される操作音や本体の起動・終了時に流れる効果音は耳をふさぎたくなってしまうほどの大音量になっています。しかも本体の設定を確認すると、「システム音量」は「低」になっていて...。

街中で使う際、起動・録画する度に回り中から見られてしまうのはかなり恥ずかしいですね。


まとめ

さて、今回はLUCAが安全対策の一環として購入してみた自転車・バイク・歩行用ドライブレコーダー、「タフモバイルレコーダー FT-V6」についてご紹介しました。

専用アプリは不具合が多すぎて使える状況ではありませんが、本体だけでも十分に使えるだけのスペックがありますので、ぜひお試しください。


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