シーン別にモードを切り替えられる最強のイヤープラグ!
~「Loop Switch」のご紹介~


強風や工事の音が煩くて寝れない時、地下鉄の電車内で走行音やブレーキ音が耳に突き刺さって鬱陶しい時、はたまた少しだけ音楽の音が大きすぎるライブ中など...「耳栓をしたい」と思う場面が時々あるのではないでしょうか。ただ、そうはいっても耳に頼らざるを得ない視覚障碍者...通常の耳栓で完全に音を締め出してしまうと大事な会話やアナウンスまで聞こえなくなり、困ってしまいますよね。

そこで今回は先日LUCAが購入し1週間ほど試してみた、「会話だけ聞き取りたい」・「音楽だけ聞き取りたい」など複数のシーンに応じて聞こえ方を調節することができる最強のイヤープラグ(耳栓)、「Loop Switch」についてご紹介したいと思います。


両前足で耳を押さえながら寝ているアメショの子猫のイラスト

「Loop Switch」の商品情報

詳しいレビューの前に、まずは今回購入した「Loop Switch」の基本的な商品情報をどうぞ。

商品名
「Loop Switch」
メーカー
モダニティ株式会社
公式商品ページ
モダニティストア: Loopシリーズ公式ページ
Amazon.co.jp販売ページ
「Loop Switch耳栓 3-in-1ノイズリダクション...」
価格
¥7,990(記事執筆時、Amazonでの通常時価格)
特徴
他のLoopシリーズのラインアップ、「Engage」・「Experience」・「Quiet」の全機能を1台で切り替えて利用できる
小型のカナル式イヤホンのような形をしていて、ホールド感と軽い付け心地を両立している
通常の耳栓と比べてより長く使い続けられる

※以下、Loop Switch本体・ケースの写真です。クリックすると画像が切り替わります。


蓋が閉じた状態のキャリーケースの写真。蓋の中央には「LOOP」というロゴが彫られています。クリックすると蓋が開きます。

Loop Switchの基本情報は以上です。なお、Switchで切り替えられる各モード「Engage」・「Experience」・「Quiet」についてはそれぞれ独立したモデルが販売されており、公式ページ・Amazonの販売ページでそれぞれSwitchよりも低価格で購入できます。モード切替機能が要らないという方はぜひ検索してみてください。

次項からはLUCA自身が使ってみて感じた、Loop Switchの便利なポイントを3つに分けてご紹介したいと思います。


POINT 1: 3つのモードを簡単に切り替えられる

1つ目のポイントはLoop Switchの最大の特徴でもある、3つのモード間の切り替え機能です。

従来のモデルでは商品別に分かれていた「Engage」(騒音のみを抑えて会話を通す型)、「Experience」(大きすぎる音・騒音・会話などは制限し、音楽などに集中できるよう設計された型)、及び「Quiet」(完全に音を遮断する型)が全て切り替えられるようになっているため、「アナウンスだけは聞き取れるようにしたい」や「アラームの音は通してほしい」など、大事な音を聞き逃したくない視覚障害者としても安心して使える仕組みになっています。

またモード間の切り替えはとても簡単で、装着時に外から触れられるループ状のパーツに搭載されたつまみを前後に回すだけです。

「どの位置に合わせればどのモードになるか」は最初に覚えておく必要がありますが、操作方法は簡単なので、全盲の方でも容易に利用できるかと思います。

なお実際に使ってみた印象ですが、「Engage」と「Experience」は殆ど違いが判らない程度でしたが、これらの2つと「Quiet」の差は大きく、使い分けやすいように感じました。「Experience」を使うことはあまりなさそうですが、「音声を聞き取りたい時にはEngage、無音にして寝たい時にはQuiet」という切り替え方が便利そうです。


POINT 2: イヤーピースがシリコン製なのでいつまでも繰り返し使える

続いて2つ目の使いやすいポイントは、「イヤーピースがシリコン製なのでいつまでもきれいに使い続けられる」点です。

通常、耳栓といえば「スポンジ状で、小さく押し固めてから耳に入れるもの」という印象が強いかと思いますが、Loop Switchはまるで超小型のカナル式イヤホンのような形をしていて、耳に入れるイヤーピースもイヤホンと同様、シリコン製です。そのため汚れが気になる時には簡単に外して洗うことができ、いつまでも清潔に使い続けられるんです。

シリコン製のイヤーピースには「耳の中が蒸れやすい」というデメリットもありますが、Loopには計4サイズのイヤーピースが付属しているため、フィット感・圧迫感の違いを比べながら調整することができるようになっています。快適に、程よく装着できるサイズを見つけて使うことで、蒸れなどの不快感を感じることなく利用できるかと思います。

また、イヤープラグ本体が切り替えスイッチが搭載されているとは思えないほど軽く、装着していることを忘れてしまいそうなほど付け心地が良いのも特徴です。通常、カナル型イヤホンは付けているうちに耳が疲れてしまいがちですが、Loop Switchは装着したまま寝ても違和感を感じないほど軽く、ストレスフリーで使えるのがとても便利です。


POINT 3: キャリーケースまで小さくてかわいい

最後、3つ目のポイントは「キャリーケースまで小さくてかわいい」という点です。

Loopシリーズは持ち歩きやすいよう、直径3、4cm程度の小さなキャリーケースに収納されているのですが、このケースが小型・軽量でとてもかわいい外見になっているんです。

円形のケースは縦に開くようになっていて、内部にはイヤープラグを収納しやすいよう細かな仕切りが付いています。LUCAが使ってみている限り、芽が見えなくても仕切りに沿って容易にしまい込めるような構造になっているように感じます。

実は他のLoopシリーズではケースが本体と同色で中が見えないようなソリッドデザインになっているのに対しSwitchモデルでは本体色に関わらずマットな黒色で、蓋の部分が半透明になっているため中身が覗けるようになっているんです。LUCA自信は全盲なので具体的なレビューはできませんが、派手過ぎずかわいいデザインかと思います。


まとめ

さて、今回は複数のシーンに応じてモードを切り替えることができる最強のイヤープラグ、「Loop Switch」についてご紹介しました。

耳栓とは思えないほど高い価格設定ではありますが、大事な音を聞き逃さずに要らない音だけをシャットアウトできる優れものなので、ぜひお試しください。


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