iPhone16/iOs18対応でより便利に✔️
〜ランチャーアプリ「Lock Launcher」のご紹介〜
以前からロック画面・ホーム画面にアプリ・ショートかっとを呼び出せるウィジェットを配置するための「ランチャーアプリ」として人気のある「Lock Launcher」ですが、iPhone 16シリーズ・iOs 18に対応したことで、より多くの便利機能が追加されて使いやすくなったことをご存じでしょうか。
今回は「Lock Launcher」を普段から利用している方でも使ったことのない方でも便利に使えるよう、基本的な使い方と最近のアップデートで追加された新機能について、お勧めポイントごとにご紹介していきたいと思います。
📝今回ご紹介するアプリには、ところどころVoiceOverの読み上げに対応していない箇所があります。インストール・課金の際には使いたい機能が読み上げに対応しているかご確認の上、自己責任にてお願いいたします。

🩷 アプリ情報
詳しい機能・使い方のご紹介に入る前に、まずは「Lock Launcher」の基本情報を掲載します。
- アプリ名
- 「Lock Launcher」
- 開発者
- 自力 黄
- ダウンロードリンク
- AppStoreからダウンロード
- アプリ価格
- ・アプリ本体: 無料
- ・アプリ内課金: Pro版(月額¥200/年額¥1,000/永久版¥1,500)
- 対応デバイス
- ・iPhone(iOS 16以降)
- iPad(iPadOS 16以降)
- ・Apple Vision(visionOS 1.0以降)
- カスタマイズ対応項目
- ・従来のホーム画面/ロック画面ウィジェット
- ・インタラクティブ/動的ウィジェット
- ・コントロールセンターウィジェット(New)
- ・ライブアクティビティ/Dynamic Island
- ・アクションボタン
- ・カメラコントロールボタン(New)
- ・その他多数
- 呼び出せる機能
- ・デフォルトアプリ/AppStoreからダウンロードしたアプリ
- ・音楽/プレイリスト
- ・システム設定/システムトグル
- ・カスタムショートカット/実験的機能
- ・自作ショートカット
- ・URL/URLスキーム
Lock Launcherの基本情報については以上です。ご覧の通り、他のランチャーウィジェットアプリと比べても設定できるウィジェットの種類・対応機能の数が非常に多いのが特徴です。
なお次項からLock Launcherのお勧め機能についてピックアップしていきますが、一部Pro版に登録しないと使えない、もしくは制限がかかってしまうものもあります。ご了承ください。
🧡 Point1: ランチャーウィジェット機能
ここからは本題、Lock Launcherの便利機能についてご紹介していきます。まずはこのアプリの本来の機能である、ホーム画面/ロック画面ウィジェットについてです。
ホーム画面・ロック画面へのウィジェット追加はLock Launcherの最も基本的な機能の1つで、任意のウィジェットを複数設定・設置できるようになっています。
ホーム画面ウィジェットの設定方法
- 上記ダウンロードリンクからアプリを入手・起動後、「ウィジェット」タブを開きます。
- 上部タブバーから「ホームウィジェット」を選択し、小・中・大それぞれのサイズについてデフォルトのレイアウト(ランチャーがグリッド上に配置される数)・角丸具合・背景色を選択します。
- 「お気に入り」たぶに移動し、登録したい「お気に入りグループ」を1番〜8番から選択します。
- 続いて下方の「アクションを追加」ボタンから、ホーム画面に表示させたいアプリ・ショートカット・URL等を追加していきます。
- iPhoneのホーム画面に戻り、通常通り編集モードから「ロックランチャー」のウィジェットを追加します。なお、ウィジェットのサイズは追加した後からでも、ウィジェットの長押しから変更することができます。
※VoiceOver利用者の方へ: 残念ながら、ホーム画面ウィジェット内のアイコンはデフォルトでは読み上げに対応していません。ただ並び順はアプリの「「お気に入り」タブで設定した通りになっているので、比較しながらカスタムラベル(2本指でダブルタップ・ホールド)を設定してお使いいただければと思います。
ロック画面ウィジェットの設定方法
- 上記ダウンロードリンクからアプリを入手・起動後、「ウィジェット」タブを開きます。
- 上部タブバーから「アイコン」を選択し、設定したい「ロック画面ウィジェット」番号の下に書かれた「設定してください アクションを選ぶ」というボタンを選択します。
- ホーム画面ウィジェットと同様にアプリ・ショートカット・URLスキーム等から任意の機能を割り当てます。なお、アプリ・システム設定などを選ぶ場合には「おすすめ」タブを選択した状態で、「アクションを選ぶ」を選択します。
- 続いて「アイコン設定」という見出しが表示されますので、その下の「アイコンを選ぶ/カスタマイズ」・「ラベル」・背景をそれぞれ設定します。
- 画面右上の「保存」ボタンを選択し、アプリを閉じます。
- ロック画面へ移動し、時計の辺りを長押し・ロック画面のカスタマイズを表示し、通常通り「ロックランチャー」のウィジェットから先ほど作成したウィジェット番号を選択し、カスタマイズを終了します。
ロック画面ウィジェットも残念ながらラベルについては読み上げてくれないようなのですが、選択したアイコンの形状・名称はVoiceOverでも読まれるため、そちらを手掛かりにするか、ホーム画面ウィジェットと同様にカスタムラベルを設定して利用するのが良いかと思います。

🩵 Point2: ライブアクティビティ・ダイナミックアイランドのカスタマイズ
続いてご紹介するのは、iOS 17移行から対応している、ロック画面/Dynamic Islandのライブアクティビティの設定方法です。
設定方法
- 上記ダウンロードリンクからアプリを入手・起動後、「機能設定」タブを開きます。
- 画面上方の「ライブ・アクティビティ(ダイナミック・アイランド)」ボタンを選択し、「ライブアクティビティ」のスイッチをオンに切り替えます。
- 見出し「ロック画面の下の設定」の下方、「表示内容」欄でロック画面に表示する情報を選びます。なお、残念ながら「Dock」はVoiceOver非対応なので、覚書を表示することのできる「メモ」を選択することをお勧めします。
- その他、お好みに合わせてライブアクティビティの外観・文字色・PiP(ピクチャ・イン・ピクチャ)の有無などを設定します。
- 続いてDynamic Island/PiPに表示する情報を左側・右側それぞれで設定します。なおPiPの表示内容はVoiceOverによって読み上げられませんが、Dynamic Islandでは問題なく読み上げに対応されています。 その他、文字色・更新頻度などの設定を行い、画面右上の「完成」ボタンを選択すれば完了です。
💛 Point3: カメラコントロール・アクションボタンのカスタマイズ
最後のお勧め機能は以前にLUCAのX(Twitter)でも投稿した、iPhone 16シリーズのカメラコントロールボタンのカスタマイズです。視覚障碍者ユーザにとっては使いどころの少ないカメラコントロールですが、こちらの設定から任意のアクション・アプリを割り当てられるようになりますよ。
設定方法
- 「設定」アプリで「カメラ」の画面を開き、「カメラコントロール」欄で「ロックランチャー」を選択します。
- その後カメラコントロールボタンを押すと自動的にLock Launcherの設定画面が立ち上がりますので、「アクション設定」欄からウィジェットと同様に実行したいアクション/起動したいアプリを設定してください。
- なお、複雑なアクションやカメラコントロール非対応の写真撮影アプリを設定する場合には、「クイックカメラ」欄を有効化することで1クリック撮影を有効化できるようです。
※参考までに、LUCAは使用頻度が高く初めからカメラコントロールによる撮影に対応している視覚障碍者支援アプリ、「Be My Eyes」を設定して利用しています。
💚 まとめ
さて、今回はiPhone 16・iOS 18対応でますます便利になっている有名ランチャーウィジェットアプリ、「Lock Launcher」のお勧め機能についてご紹介しましたが、如何だったでしょうか。
残念ながらあまりアクセシビリティの高いアプリとは言えませんが、それでもとても便利な機能が多く搭載されており、また記事中でご紹介した通り工夫の仕様はありますので、ぜひ活用してみてください。