M2チップを搭載した最新モデル❕
~新iPad Air M2 開封レビュー~
今月の7日に発表され、15日に発売されたばかりのM4チップ搭載iPad Proと、M2チップ搭載iPad Air。iPad ProはMacBookをも上回る処理速度、iPad Airは初の2サイズ展開やApple Pencil対応が注目されています。
そんな新iPadシリーズのうち、この度iPad Air 11インチを新しく購入したので、今回の記事では開封レビューをしていきたいと思います。
新iPad Airの基本情報
開封の様子や使用感等のレビューに移る前に、まずは今回購入した新iPad Airの基本情報についてご紹介したいと思います。
- モデル名
- 正式名称: iPad Air 11-inch (M2)
- 通称: iPad Air M2 11インチ、iPad Air 6など
- ラインアップ
- Wifiモデル・Wi-Fi+Celularモデル、各11インチ・13インチ
- 価格帯
- ¥98,800~
- ストレージ
- 128GB~1TB
- カラーバリエーション
- スペースグレイ/ブルー/パープル/スターライト
- 前モデルからの変更点
- フロントカメラが右側中央に移動
- 内蔵チップがM2に更新され、処理速度が向上
- Apple Pencilに対応し、上位モデルのiPad Proと同様の使用感に
iPad Airの基本情報については以上です。より詳しいスペックについてご覧になりたい方は、Apple公式サイトをご参照ください。
開封の儀
それではここからは本題その1、開封時の印象などについてご紹介していきたいと思います。なお、今回LUCAが購入したのは11インチWi-Fiモデル、256GBのブルーです。
まずは届いた直後、未開封の化粧箱から...。最近のApple製品に多いパターンですが、ビニールなどは被されておらず、化粧箱裏面2箇所の開け口をぺりぺりと剥がして行くと開封できるような構造になっています。なんだか昔のお菓子の箱みたいで面白い感覚ですよね。
化粧箱をの蓋を外すと、早速紙のような包装に包まれたiPad本体がお目見えです。そして包装の端をつまんで本体を持ち上げると、その薄さと軽さに驚きます。
*LUCAの場合は8年ぶりに購入するiPadなので予想以上に軽く感じましたが、iPad Air本体の寸法・重量は前モデルからほぼ変わりありません。ご注意ください。
本体を取り除くと、その下にはお決まりのマニュアル類・充電ケーブル・ACアダプタが綺麗に収まっています。以前のモデルから変更があったのかはわかりませんが、USB Type-Cの充電ケーブルはメッシュタイプになっており、以前までのライトニングケーブルと比べるととても頑丈そうに見えます。
iPad本体に戻って包装を剥がしてみると、新品感満載の、ピカピカのiPad Airが登場!...裏面は少しマットな質感で、エッジの効いた側面には計4つのステレオスピーカー、Touch ID内蔵のトップ(電源)ボタン、そして本体の向きに応じて上下が入れ替わる音量ボタンが並んでいます。
おまけ: iPad専用マジックキーボードについて
実は今回、iPadと一緒にリニューアルされたマジックキーボードを購入していたLUCA...結論から言うと、かなり後悔しています;
と言うのも、iPadに先駆けて届いたこちらのキーボード、なんとiPad Air本体よりも重いという...。キーボードの打ちやすさやiPadを保持する時の格好よさ似ついては認めますが、新iPadシリーズの強みである軽さ・薄さを台無しにしてしまう重量感はあまりにも残念でした。
とりあえずマジックキーボードは自宅用にして、持ち歩く時にはもう少し薄くて軽い、サードパーティ製のキーボード一体型ケースを探してみたいと思っています。
※以下、iPad Air開封時の写真です。クリックすると画像が切り替わります。
使用感・スペックレビュー
最後に、まだ1日も使っていない状況ではありますが、実際にiPad Airを使ってみて感じた、使用感・スペック等についてレビューしたいと思います。
使用感
特別今回のモデルから変わった点ではありませんが、両手で簡単に操作できる大きさ・軽さや画面点灯と同時にロックを解除することのできるTouchIDセンサー、横向き表示にすると上下が入れ替わる音量ボタンなどはとても使いやすく、また重くて持ち歩きには不向きとはいえ、キーの大きさ・深さが程よいマジックキーボードを組み合わせると文字入力も楽々になります。「パソコンを使う程ではないけど」と言うような入力作業などには最適なのではないでしょうか。
また今回のモデルから変更されたインカメラの位置はウェブ会議の際にとても使いやすく、視線を合わせやすいように感じます。これまでの位置にあると横向き表示の時にカメラの方向を思い描くのが少し大変だったのですが、今回のiPadではまっすぐ前を向いていればカメラ目線になるので、視覚障害者にとっても顔の向きを調整するのが楽になった印象です。
その他、端末の上下に並んだステレオスピーカーは比較的高音質でVoiceOverの声も聴き取りやすく、前回のモデルから採用されているType-C端子については対応アクセサリなども多く、従来のライトニング端子と比べて扱いやすいように感じます。総合的にみても、使用感はとても高いと感じています。
スペック
同時発売のProと比べるとややスペックの低いAirですが、それでもつい去年まで最新のMacBookに積まれていた、M2チップを搭載しています。特にタブレット1台で壮大なアートプロジェクトを完成させたい、最高音質で途中経過を確認しながら作曲をこなしたいと言うようなプロ仕様の作業を実施する必要がないのであれば、Airでも十分に高い性能を発揮できるかと思います。
ネットワーク面でも、5G回線やWi-Fi 6Eに対応したiPad Airは当該機能を搭載したルーターなどがあればどこまでも快適に使い続けられるだけの能力を有しています。
例えばチップそのものの性能と高速なネットワーク環境を要するリモートデスクトップ接続(Jump Desktop使用)を試したところ、VoiceOverやリモートサウンドのラグもほとんど感じることなく、まるでパソコン本体を操作してイルカのような使い心地で作業を行うことができました。
具体的なデータを示せるだけの知識がなく根拠などはありませんが、とりあえずiPadを書類の入力・生理、ウェブ会議、リモートデスクトップなど一般的な用途で使うようなユーザにとっては、M2チップ搭載のiPad Airは十分すぎるほどのスペックを誇っていると言えるでしょう。
まとめ
さて、今回の記事では新しくLUCaが購入した新型iPad Airの開封レビューをお届けしてきましたが、如何でしょうか。
円安の影響もあり年々販売価格が高騰していく海外製デバイスではありますが、比較的安価で必要な機能が全て詰め込まれているiPad Airは、一般的なユーザにとって有効なソリューションになるのではないかと思います。
LUCA自身、これから少しずつiPadの操作に慣れていって、より多くの情報をお伝えできるよう頑張りたいと思いますので、タブレットの購入を検討されている方はぜひご参考にしてみてください。