視覚障害者向けの商品も盛りだくさん⁉
~世界中の手作り商品が買えるハンドメイドマーケット
「Etsy」のご紹介~


日本国内で「ハンドメイドマーケット」といえば、minne(ミンネ)Creema(クリーマ)辺りが有名どころですよね。LUCA自身、ミンネなどはよく使わせていただいています。

ただ、時々点字デザイン・視覚障害者向けのハンドメイド品や日本ではあまり売られていないような変わった商品がほしくなることがあるLUCA。そんな時には世界中のクリエイターが集まる超大規模なハンドメイドマーケットアプリ、「Etsy」を使うことがあるんです。

そこで今回の記事ではEtsyの基本情報や使い方、実際にLUCAが購入したことのある商品等をまとめてご紹介していきたいと思います。

🛍 今回ご紹介するアプリは通販系アプリにしてはアクセシビリティに配慮して設計されていますが、商品画像など一部箇所でスクリーンリーダーの読み上げに対応していないところがあります。ご利用の際にはご注意ください。


楽しそうに商品が詰まった買い物かごを持ち上げているテディベアのイラスト。

基本情報

それでは早速、Etsyのウェブサイト・スマホ向けアプリの基本情報についてご紹介します。

ウェブサイト・アプリDLリンク
ウェブサイト
iPhone/iPad用アプリ
Android用アプリ
概要・機能説明
・minneやCreemaと同じく、登録済みクリエイターが自らのハンドメイド商品を販売しているハンドメイドマーケットです。
・アプリは日本国内のユーザ向けに調整・提供されていますが、サービス自体は世界規模で、登録クリエイターはアジア・ヨーロッパ・アメリカ等世界中から参加しています。
特徴
・登録商品数が国内サービスと比べ非常に多い
・世界中の商品を日本円に換算して様々な支払い方法にて購入可能
・海外のクリエイターとDMをする時のために翻訳オプションを完備
・出品者登録/販売が容易で、チームやフォーラムを組みクリエイター間でコミュニケーションを取ることができる
対応連携サービス
・Google
・Apple
・FaceBook

アプリ・サイトの使い方

続いては本題、Etsyのアプリ・ウェブサイトの使い方についてご説明します。なお、本記事ではiPhone/iPad用アプリでの操作手順を中心に取り扱いますが、ウェブビューベースのアプリなので、プラットフォーム間の違いはそれほどないかと思います。

※本記事は購入者としての利用方法をご紹介するものなので、出品者側の登録・利用方法については省略しています。気になる方はEtsyの公式ヘルプサイト等をご参照ください。

1. アカウント登録/ログイン

まずEtsyのアカウントを登録するには、上記リンクからアプリをダウンロード後最初に表示されるページ、もしくはEtsyのログインページにアクセスして「登録」ボタンを押下しましょう。その後、表示される指示に従って必要な項目を入力していきます。

なお、基本情報・住所・支払い情報等の入力を省略したい場合には、登録ボタンの下方、「Appleでログイン」・「Googleでログイン」・「Facebookでログイン」のリンクを選択することで、ご利用中サービスの登録情報を引き継ぐこともできます。

続いて登録・ログイン方法によっては「registration@etsy.com」から本登録用のメールが届きますので、記載されている手順に従いアカウントを確認してください。

2. プロフィールの設定

アカウント登録/ログインができたら、まずは出品者さんとコミュニケーションを取る上で重要な、プロフィールの設定をしましょう。

スマートホン用アプリではトップページ上方・タブレット用アプリではタブバーにある「あなた」というボタンから、ウェブサイトではトップペ^-字ヘッダ部分にある、「あなたに○○件のお知らせ」というボタンから「プロフィール」を選択することで現在の設定状況を確認することができます。

その後、アプリでは画面右上に表示される「編集」ボタンから、表示名・所在地・誕生日・ユーザ詳細(一言プロフィール)・プロフィール画像などの項目をカスタマイズできるようになっています。

3. アプリ全体の構造

タブレット版では少々並びが異なりますが、スマートホン用アプリは「ホーム」・「お買い得」・「ギフト」・「お気に入り」・「カート」の5つのタブから構成されています。

基本的には名前の通りなのですが、「ホーム」タブではユーザの情報や通知・購入履歴や発送状況・お勧め商品の提案・キャンペーン情報などが表示される他、商品検索用のフォームが設置されています。

続く「お買い得」タブでは使用可能なクーポンや以前に購入したショップ・お勧めショップからのセール情報が、「ギフト」タブではカテゴリ別のギフト提案・ギフトアイデア等の検索ごーむが、そして「お気に入り」タブからは以前にお気に入り登録した商品・ショップに関する情報を確認することができます。

最後に定番の「カート」タブでは現在カートに追加されている商品・買い物リストに保存された商品を確認することができるようになっています。なお、出品者によって設定された画像・購入履歴画面の商品画像を除き、これらの画面の大部分がスクリーンリーダー・VoiceOverで操作しやすいよう設計されています。

※注: Android版のみ一部例外あり

4. 商品の検索・購入

商品を探す方法としては、

の主に5通りの手段が用意されています。中でも1つ目・2つ目の、「ホーム」タブから探す方法が一般的かと思います。

商品一覧・検索結果から目当ての商品を見つけて選択すると、商品詳細ページが表示されます。色・サイズ・パーソナライズ(文字入れ指定など)を入力した後、購入する場合には下方の「カートに入れる」または「今すぐ買う」ボタンを押下しましょう。その他、シェアボタン・お気に入り追加ボタンなどは画面最上部に並んでいます。

カートに追加した商品は「カート」タブから確認・購入することができます。また購入手続きの際、住所や支払い方法の登録が済んでいない場合には入力を求められます。

※注: Etsyの住所登録フォームは日本語になっていますが、海外の出品者から商品を購入する際には英語の住所を求められることが多いようです。事前に住所の書き方・順番を調べておき、「パーソナライズ」欄などでお知らせしてあげるようにしましょう。


お勧め商品のご紹介

ここまでEtsyの概要や使い方についてご説明してきましたが、最後にLUCAが実際に購入したものを含め、お勧めの視覚障碍者向けアイテムをピックアップしてご紹介したいと思います。

1. 点字ラインストーン入りレザーブレスレット

商品名:
「Bracelet personnalisé avec message en braille. Bracelet cuir et strass. Message discret, cadeau pour malvoyant ou non voyant.」
商品リンク:
Etsyで確認 >>
価格:
¥3,729(記事執筆時のレート)、2回目以降の購入でクーポン無料配布
商品について一言:
シンプルながらも非常にセンスの良いアイテムで、ダークカラーのレザーブレスレットにラインストーンの点字がとてもよく映えます。ブレスレット本体の質も非常に高く、耐久性も高そうな印象です。
ショップについて一言:
X(Twitter)をご覧いただいている方は既にご存じかと思いますが、こちらの商品を最初に購入した際、配送ミスにより商品が届かないというハプニングが発生してしまいました。そんな中、ご丁寧に対応していただき、また態々無料でブレスレットを作り直してくれた出品者さんには心から感謝しています。

到着した点字ブレスレットの写真。ボタンを留めて輪状にした状態です。

2. 木製点字キーチェーン

商品名:
「Custom Braille Keychain - Braille Jewelry - Wood Keychain - Made in the USA」
商品リンク:
Etsyで確認 >>
価格:
¥2,742(記事執筆時のレート)
商品について一言:
1枚の板を手作業で削り、点字を1文字ずつ浮かび上がらせている緻密な作品です。伐採されたり自然災害により倒れてしまったチェリーウッドを使ったサステナブルな商品で、1つ1つ違った木目・手触りを楽しめるアイテムになっています。
ショップについて一言:
実際に購入させていただいた際には特別問題も起きず、スムーズに取引を進めることができました。メッセージなども丁寧で、好印象でした。

3. 点字を使わない視覚障碍者向けトランプ

※こちらは現在LUCAが購入を検討している商品であり、実際に購入したものではありません。

商品名:
「Non Braille Playing Cards for the Blind and Visually Impaired Alternative to Braille」
商品リンク:
Etsyで確認 >>
価格:
¥1,531(記事執筆時のレート)
商品について一言:
点字の代わりに、浮き出た印でマーク・数字がわかるようになっているトランプです。コスパが良く、LUCAも購入を検討中です。
ショップについて一言:
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まとめ

さて、今回の記事では世界中のクリエイターが集まる大規模ハンドメイドマーケット、「Etsy」の基本情報・使い方・お勧め商品についてご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。

国内のショップではなかなか見つけられない視覚障碍者向けのアイテムが多く出品されていますので、ぜひ一度使ってみてください!


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