ユニークな絵文字・画像を使うためのツール

＊いつも通り、ご紹介しているツールは全てスクリーンリーダー対応です。

👨数値文字参照・文字実体参照特殊文字👩

数値文字・文字実体参照というのは、HTMLベースのサイトに♪、♥、★、©などの記号・絵文字を表示するためのコードのようなもので、主に&と；の間に特定の文字列・数値を書いて使うものです。この文字列・数値を紹介しているページでは、実際に表示される絵文字が一覧で載っているので、SNS等で使いたい場合には、それをコピーして利用もしくは辞書登録することができるんです。

特にスマホ等モバイルデバイスでは、気に入った絵文字をコピーして、キーボード設定でユーザー辞書登録をすると、いつでも入力できるようになって便利ですよ。

因みに、僕は普段「特殊文字一覧　ウェブランサー」、「主な特殊文字の文字コード（数値参照）」の２つのサイトを使っています。前者ではよく使う特殊文字がシンプルにまとまっていて使いやすく、後者では絵文字を中心に数多くの特殊文字が一覧表示されています。

👨無料イラスト素材👩

ブログやホームページはもちろん、SNS投稿などでも、画像コンテンツは賑やかで楽しいページを作るためには重要なものだと思っています。とはいえ、僕のような全盲では、写真を撮って載せることも、絵やイラストを作成することもできません。そこで役に立つのが、無料イラスト素材の配布ページです。

ご存知かもしれませんが、無料イラスト素材とは、一般のユーザーが描いたイラストを、他ユーザーが無料でダウンロード・利用できるというサービスで、個人のブログ・ホームページなどでの利用が認められています。以前にもご紹介したかもしれませんが、僕はvoiceoverやスクリーンリーダーに対応していて使いやすい、「イラストAC」というサイトを利用しています。無料登録するだけで大部分の素材が無料でインストールできて便利なので、ぜひ使ってみてください。

また、画像サイズの編集が難しいブログサイトや、縦横の長さがバラバラで変更しにくい場合には、画像解像度・サイズを簡単に確認できる「画像解像度確認オンラインツール」と、画像サイズ・フォーマットを自動的に変換できる「画像サイズ変換サービス」というサイトを使うと便利ですよ。

👨Font Awesome👩

最後にご紹介するのは絵文字でも画像でもなく、アイコンフォントの配布サイト、「Font Awesome」です。最初に画像とアイコンの違いについて説明します。

一言でいうと、画像とアイコンフォントの違いは自由度です。アイコンフォントはどのようなサイトでも表示することができ、大きさ・色・表示方法・アニメーションなど、ほぼ全ての要素が自由に設定できるようになっています。残念ながらアイコンをvoiceoverなどで確認することはできませんが、賑やかなサイトを作るのにはすごく便利なツールですよ。

Font AwesomeのアイコンはHTMLやCSSファイル内でコードを張り付けて使える他、SVG画像としてダウンロードして 利用することもできます。詳しい使用方法はこのサイトで説明されているので、サイト・ブログに取り入れたい方はぜひご覧ください。

以上、ホームページで使えるユニークな絵文字・画像等をご紹介しました。全てコピー・保存して通常のメール・SNSで使うこともできるので、ぜひ一度試してみてください♪