コスパ最強の親指キーボード
「DIWOSHE 超小型Bluetoothキーボード」のご紹介
ミーティング・プレゼンテーションなどの際に活躍してくれるミニキーボード。LUCAも4、5年前から手のひらサイズのBluetoothキーボードを愛用していたのですが、せっかくクレジットカードのポイントが貯まっていたので、久しぶりに買い替えることにしました。
そこで今回の記事では、LUCAが購入したコスパ最強の「DIWOSHE 超小型Bluetoothキーボード」の基本情報と、VoiceOverユーザにお勧めのミニキーボード用設定についてご紹介したいと思います。
⚘最新型のキーボードという訳ではないので、多機能・高性能デバイスを探している方にはお勧めできません。
なお、以前までLUCAが利用していたミニキーボード(リニューアル済み)はこちら。タッチパッド搭載のものを探している方にとっては、本記事でご紹介している機種よりも使いやすいかと思います。
商品情報・スペック等
それでは早速、LUCAが購入した「DIWOSHE 超小型Bluetoothキーボード」の商品情報と基本スペックをご紹介します。

- 商品名・Amazon商品リンク
- DIWOSHE 超小型Bluetoothワイヤレスキーボード ミニ 手のひらサイズ USB充電式 英語配列 49キー
- メーカー
- SHEYI
- 販売価格
- ¥1,729(記事執筆時)
- 発売日(Amazon)
- 2020/4/5
- 接続方式
- Bluetooth3.0
- バッテリー
- 130mAh(充電時間2時間)
- 寸法・重量
- 114×60×9mm/65g
- カラー
- ブラック
- 同時接続数
- 1台(記載なし)
使いやすさ・性能レビュー
続いては実際にDIWOSHEのキーボードを使ってみた感想と、使いやすさ・性能のレビューを記載していきます。あまり参考にはならないかもしれませんが、大まかなイメージが伝われば幸いです。
使いやすさ
まずはキーボード本体の使用感についてですが、前項でもご紹介した通り、114×60×9mm・重量65gとBluetoothキーボードとしては最小クラスで、片手で扱えてしまうほど小さく軽い設計になっています。下記はiPhone 14 Proと並べて撮った写真ですが、単純に面積だけで比較しても半分近くの大きさに感じられます。
勿論四指で打てるほどの大きさはないので、スマートホンと同じように両手の親指だけでタイピングする形になるのですが、キーピッチが比較的深く打鍵感がしっかりと感じられるので、打ちづらさはそれほどありません。ただデバイスの幅を抑えるためかTabキー・カーソルキーがなくShiftキーも最下段に追いやられてしまっているので、少し慣れが必要な機種ではあるかと思います。
※なお、搭載されていないキーでもFnキーとの組み合わせで再現できるようになっています。
また詳しくは次項でご説明しますが、キーボードを縦に持った時に手のひらにぴったり収まるのと、各キーが正方形をしているので、リモコン代わりとしては非常に使いやすいです。

性能
次に性能面ですが、操作性・コスパを重視したミニキーボードということもあり、残念ながらかなり低めです。
Bluetoothのバージョンは3.0と大分古く、バッテリー容量も最近の機種としては比較的小さい130mAh程度に抑えられています。
複数台同時接続にも対応していないので、多機能・高性能なキーボードを求めている方にとっては少し物足りないかもしれません。
ただVoiceOverと併用していてもリスポンスが遅れることはありませんし、軽く文字入力・リモコン用に使う程度であればバッテリーの減りもそれほど気にならないので、LUCAが使ってみた限り、十分に日常使いできる程度のスペックは確保されているように感じます。
おまけ: VoiceOverユーザにお勧めのミニキーボード用設定
最後に、今回購入したキーボードと直接関係はありませんが、VoiceOverユーザ向けに、ミニキーボードのお勧め設定をご紹介したいと思います。
- 設定内容・目的:
- ミニキーボードを片手で縦向きに持ち、親指1本で必要な機能にアクセスできるようにするための設定です。
※本記事でご紹介しているDIWOSHEのキーボードの場合、「1~4」・「Q~E」・「S~D」のキーにショートカットを設定します。 - キーボードを手持ちのリモコン代わりに使いたい場合、プレゼンテーションの操作などを片手で行いたい場合などにお勧めです。なお、この機能はVoiceOverが有効になっていないと設定できません。
- 設定手順
- (1) 「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「コマンド」→「すべてのコマンド」の順に操作してください。
- (2) 「基本ナビゲーション」を選択し、下記の項目を設定します。なお、下記手順ではキーボードを縦向きに持った際に一番右上に来るキーを「1」、その左に並んだキーを順に「Q」・「A」と仮定しています。キーの並び順が違う場合には、お使いの機種に合わせて設定内容を変更してください。
- ※なお、左利きの方は左右反転して設定してください。
- ・「上の項目に移動」: Q
- ・「下の項目に移動」: W
- ・「前の項目に移動」: S
- ・「次の項目に移動」: 2
- ・「最後の項目に移動」: 4
- (3) 1つ画面を戻り、「操作」を選択し下記の項目を設定します。
- ・「アクティベート」: E
- ・「エスケープ」: 1
- (4)1つ画面を戻り、「ローター」を選択して下記項目を設定します。
- ・「前のローター項目」: D
- ・「次のローター項目」: 3
- ※現在iOS15・16代のバグで、既に別の機能が割り当てられたキーを設定しようとして「割り当て」を選択しても、正しく適用されない現象が発生しています。その場合には再度同じキーの設定を実施してください。
- (5) 「VO修飾キー+;」で修飾キーロックをオンにし、上記で設定したキーだけでiPhoneを操作できるようにします。
以上の設定を行うと、ミニキーボードを縦向きに持って、リモコン代わりに使えるようになります。細かなキー設定はお好みに応じて変更してみてください。
まとめ
ということで、今回はLUCAが買い替えた「DIWOSHE 超小型キーボード」の基本情報・スペック・レビューと、VoiceOverユーザ向けのお勧め設定についてご紹介しました。
あまり性能の良いキーボードではありませんが、コスパ・操作性は最高なので、ぜひお試しください。