初期設定のままじゃもったいない❢
~iOS/iPadOSコントロールセンターの基礎&活用例~


iPhone・iPadユーザであれば、殆どの方が使ったことがあるであろう純正機能、「コントロールセンター」...実はランチャーとしても設定パネルとしても優秀な機能なのですが、あまり活用されていないことが多いようにも感じられます。

そこで今回の記事では初心に帰って、基本的な設定・利用方法からおすすめの活用方法まで、コントロールセンターについて広く解説・ご紹介していきたいと思います。

☡記事中でご紹介しているコントロールセンターはApple純正機能であるため一通りVoiceOverで操作できるようになっていますが、iOS 26以降一部環境でアクセシビリティの低い箇所が見られています。


棚に並べられたWi-Fi、Bluetooth、機内モード等のアイコンを、隣で満足げに見ている茶トラ猫のイラスト。

⚙コントロールセンターの基本

それでは初めにおさらい、コントロールセンターの基本についてご説明します。

1️⃣ 機能概要
・iPhoneやiPadの様々な機能へすばやくアクセスできる便利なパネル
・Wi-FiやBluetoothのオン/オフ、画面の明るさ調整、音量の変更、画面収録や懐中電灯の起動など、よく使う操作をアプリを開かずに行える
・表示されるアイコン(コントロール)はユーザによりカスタマイズすることができ、使用頻度の高い機能だけを並べることも可能
2️⃣ 呼び出し方
(1) ホームボタン非搭載デバイス
・通常時: 画面右上(バッテリー表示付近)から下方向へスワイプ
・VoiceOver使用時: 画面上端から下へ、効果音が一度鳴るまで引き下げる、またはステータスバーをフォーカスしてから3本指で上へスワイプする
(2) ホームボタン搭載デバイス
・通常時: 画面の下端から上方向へスワイプする
・VoiceOver使用時: ステータスバーをフォーカスしてから3本指で上へスワイプする
3️⃣ コントロールの追加・編集方法
(1) コントロールセンターを開く
(2) コントロールのない箇所を長押し、または画面左上の「+」ボタンを選択し編集モードに入る
※VoiceOver環境ではいずれかのコントロールをフォーカス後、1本指で上下にスワイプして「コントロールを編集」を選択
(3) 以下いずれかのアクションを実行する:
・並べ替え: コントロールを長押しし、新しい位置にドラッグする
・削除: コントロールの左上にある削除ボタンをタップする
・サイズ変更: コントロールの右下にあるハンドルをドラッグし、任意の大きさまでスライドする
・追加: 画面下部の「コントロールを追加」をタップし、ギャラリー内から任意のコントロールをタップする
※VoiceOver環境ではいずれの操作も1本指上下スワイプで実行可能です。
(4) カスタマイズが終了したら、画面下部の中央から上にスワイプしてコントロールセンターを閉じる

コントロールセンターの基本情報については以上です。

続いてはiOS 18~26以降で追加されたものを含め、あまり広く使われていないコントロールセンターの付属機能についてのご紹介です。


⚙あまり知られていない付属機能

前項でご説明した通り、普段よく使うコントロールを一か所にまとめておくことのできるコントロールセンターですが、あまり使われていないものの便利な付属機能がいくつか用意されています。

コントロールを整理・分類する上で便利な機能ばかりなので、ぜひ活用してみてください。

1️⃣ コントロールの長押しで追加機能を表示

基本的には各種設定のトグル(オン/オフ切り替え)やアプリ起動、ショートカットの呼び出し等にしか対応していない各種コントロールですが、実は長押しすることで追加の操作を呼び出せるようになっているんです。

例えばWi-FiやBluetooth等のスイッチが並んだ「コネクティビティ」コントロールでは普段非表示になっている各種ネットワークのトグルが展開されたり、「画面収録」コントロールでは細かなマイク・録音設定を変更できたり、ショートカット実行コントロールでは「ショートカットの作成」・「ギャラリー表示」といった主機能にアクセスできたりと、コントロールの種類ごとに多くの追加機能が準備されています。

本来であれば一度該当のアプリ・設定を開いてから行わなければならない動作が長押し1つで利用できるため、とても利便性の高い機能といえるのではないでしょうか。

2️⃣ FaceID搭載端末でもステータスアイコンを表示

初めてホームボタン搭載端末を諦めFaceID対応のiPhoneに切り替えた際、管理人LUCAが手間取った変更点の1つがステータスアイコンの縮小でした。

それまでは常時ステータスバーに表示されていた「アラーム設定済み」や「ネットワーク詳細」のアイコン等が消えてしまったのが、非常に不便に感じられてしまったんです。

ただそんな昔ながらのステータスアイコンが、現在もコントロールセンター内でのみ引き続き利用できるようになっています。

情報量によっては折り返されてしまう場合がありますが、コントロールセンターが展開された状態で画面上端の辺りを見ると、以前のように様々な設定状態を示すアイコンが並んでおり、端末の状況を確認するには最適なエリアとなっていますよ。

3️⃣ 好みのサイズ・レイアウトを適用可能

続いての付属機能は、これまでにも何度か触れてきた、コントロールのサイズ・レイアウト変更についてです。

実はiOS/iPadOS 18以降、サイズ・レイアウト調整の自由度が大幅に改善されたコントロールセンター、現在ではページごとに分類することもできとても使いやすくなっています。

デフォルトで横4列×縦8行の32マス構造になっているレイアウトで、1×1マスのコントロールばかりを設置してしまうと、アイコン数が増えすぎてしまい、目的の機能が探しづらくなってしまうことがあるかと思いますので、ぜひコントロールのサイズや置き場所、ページの順序等を工夫して使いやすいコントロールセンターを作ってみてください。

4️⃣ 電源オフもワンタップで

感圧式ホームボタンの採用、Touch IDからFaceIDへの移行などに伴い、徐々に複雑化してきたiPhoneのシャットダウン・再起動手順。現在では音量+、音量-、電源ボタン長押しという3つのボタン押下を順番に行わないと、電源メニューを開くことができない仕様となっています。

そんな面倒なボタン操作を毎回実行せずに済むよう、iOS 18以降のコントロールセンターでは画面右上にワンタップで展開できる「電源」ボタンが用意されています。

現状iPhoneの電源を切る最も簡単な手段となっていますので、次回シャットダウン時にはぜひ活用してみてください。


⚙おすすめのアイコン配置

コントロールセンターの基本的な使い方やあまり知られていない機能についてご紹介したところで、最後に管理人LUCAのおすすめコントロール・レイアウトについて掲載したいと思います。

1️⃣ おすすめコントロール

まずはコントロールのおすすめから。下記、LUCAが普段利用しているものを含め、便利なものをリストアップします。

(1) コネクティビティ
やはり今でもコントロールセンターの一番の用途といえば、Wi-Fi等ネットワークの切り替え操作ではないでしょうか。デフォルトで設定されていることもあり、利用されている方も多いのではないかと思います。
長押しによりコントロールを展開したり、また大サイズのコントロールを利用していると使えるトグルの数も一気に広がりとても便利な機能となっています。
(2) ショートカットを実行
言うまでもないかもしれませんが、自ら任意の操作を割り当てられるショートカットレシピをアイコンとしてコントロールセンターに置いておけるのは、この上なく便利です。
なおLUCA自身は、以前の記事でご紹介した「ClipTrans」、「スクリーン解説」、「転記予報」、「AirPodsに切り替え」等の自作レシピを設置し利用しています。
※過去の自作レシピ紹介記事はこちら: レシピ集1 | レシピ集2 | レシピ集3 | 振動時計「VibeClock」 | Apple Watch向けレシピ
(3) アクセシビリティ系
アクセシビリティ機能を瞬間的に有効化することのできるコントロールも、用途によってはとても使いやすいかと思います。
因みにLUCAは「常にオンにしていると不便だけど、時々使いたくなる」という理由から、「Assistive Touch」と「ミュージックの触覚」を配置しています。
(4) ユーティリティアプリ系
こちらもコントロールセンターの定番機能、「計算機」や「メモ」等のユーティリティ系アプリの起動に役立つコントロールです。
LUCAは全盲なのでフラッシュライトは削除していますが、代わりに「メモ」、「クイックメモ」、「計算機」、「アラーム」、「コードリーダー」等複数のユーティリティ系コントロールを利用しています。
(5) 画面収録
使用頻度はそれほど高くありませんが、デフォルトコントロールの「画面収録」についても、残しておくと便利なのではないかと思います。
コントロールセンター以外からの起動手段が少ないということもあり、いざという時にさっと画面を録画できるメリットは大きいのではないでしょうか。

2️⃣ おすすめレイアウト

管理人LUCAがレイアウトを整える際に気にしているのは、「アイコンが探しやすいこと」と、「十分な情報量が表示できること」の2点です。

そのため、たとえ1ページ当たりのコントロール数が減ってしまっても2×2マスのレイアウトを優先すること、またコネクティビティ等表示領域の大きさに比例して情報量が増えるコントロールは最大サイズに設定することを意識しています。

※下記、LUCAが設定しているコントロールセンター1ページ目のスクリーンショットです。

コントロールセンター1ページ目のスクリーンショット。音量や明るさのスライダー、各種トグル、「ClipTrans」・「AirPodsに切り替え」などのショートカットアイコン、その他ユーティリティ系コントロールが並んでいます。

⚙まとめ

さて、今回は便利でありながら注目されることの少ないiPhone/iPadの純正機能、コントロールセンターについて取り上げてみましたが、いかがだったでしょうか。

コントロールを長押しすることで追加機能にアクセスすることができたり、詳細なステータスバー・電源ボタンが利用できたりと使いやすい操作も用意されていますので、ぜひお好みのコントロール・使い方を模索してみてください。


*本ページの記載内容に誤りがあれば、メール、TwitterのDMなどでお知らせください。


メールお問い合わせ
Twitter: @naokiluca
↑ホームに戻る