視覚障害者用ナビゲーションアプリに最適♪
~一切耳を塞がない完全ワイヤレスイヤホン「Ambie AM-TW01」開封レビュー~
昨日、視覚障害者のナビゲーションアプリなどに最適な、耳を全く塞がないTWS(完全ワイヤレスイヤホン)、「ambie sound earcuffs AM-TW01」を購入しましたので、いつも通り性能や使用感についてレビューしていきたいと思います。
前回ご紹介した高音質イヤホン「オーディオテクニカ ATH-CKS50TW」と比べてしまうと音質・性能ともにかなり劣ってしまいますが、耳に負担をかけたくない方、歩きながら音楽・音声を聞きたい方にはお勧めですよ。
🎶 今回も記事中でご紹介しているアプリ・機能はVoiceOverで操作できることを確認してから掲載しています。
※Luxcess Techでご紹介してきた歴代Bluetoothイヤホン達はこちら:
「オーディオテクニカ ATH-CKS50TW」 | 「Black Shark Lucifer T1」 | 「Beats Studio Buds」 | 「SoundCore Liberty 2 Pro」 | 「Power Beats Pro」
基本情報
それでは早速、ambie sound earcuffs AM-TW01(以下AM-TW01)の基本情報についてご紹介していきます。
購入リンク: Amazon
AM-TW01は2017年から耳を塞がないイヤカフ型イヤホンを販売してきたambie(アンビー)唯一のTWSで、耳の軟骨を挟み込むような形状なので周囲の環境音を遮ることなく音楽をたのしむことができます。
SONY製のドライバということでコーデックはSBC・AAC・aptX・aptX Adaptiveと一通対応していて、スマートホンとパソコンのどちらにも完全対応しています。
イヤホン本体の重量は9gとつけているのを忘れてしまいそうになるほどの軽さで、耳の形状にもよるかとは思いますが圧迫感なども一切感じません。
バッテリーは本体単体で6時間、充電端子はUSB-Cでワイヤレス充電には対応していません。
マルチペアリング(ペアリングしたデバイスの記憶)は4台まで、マルチポイント(同時接続には対応していません。
ボタン操作(左右1回・2回・3回押し)、エコライザ設定、ファームウェアアップデートなどは全て公式アプリから変更・操作することができるようになっています。
※以下、AM-TWの充電ケース・本体画像を掲載しています。タッチ・クリックすると何度か跳ねた後に画像が切り替わります。

使い心地
「基本情報」にも書いた通り、着け心地は非常に良いです。本体表面はシリコンでおおわれているので圧迫感や痛みを感じることはなく、イヤカフに慣れていないLUCAでもストレスなく長時間装着していられます。
充電ケースは画像の通り小さな楕円形をしていて、イヤホンをしっかりとマグネットで固定・充電してくれるようになっています。また電源のオン/オフはケースの開け閉めと連動しているのでボタン類も少なく、視覚障害者にも操作しやすいです。
唯一使いづらく感じるのは左右のイヤホンに全く違いがなく、印字された(L/R)の表示以外に識別する手段がない点ですね。
公式サイトには着せ替え用のSocks(シリコンカバー)なども売っているので、おしゃれな色合いを探してみるのも面白そうです。
音質
音質はこれまでに購入してきたイヤホンと違い低温よりも高温がよく響く感じで、総合的に評価すると「音質は良いけれど低温が大部分漏れてしまう」です。
やはり耳に入れるカナル型やインイヤー型と比べてしまうと音漏れが酷いので、静かな場所では周りに聞こえてしまい、うるさい場所では音が聞き取れないといった問題があります。
ただVoiceOverの音声は頭落ち・遅延することなくしっかりと聞き取れるので、屋外でナビゲーションを聞きながら歩くといった状況には向いているかと思います。
※iPhoneにはAAC、AndroidにはaptXなど、デバイスに応じて自動的にコーデックを変更してくれます。
まとめ
ということで、今回は耳を塞がずに音声・音楽を聴けるイヤカフ型TWS、「ambie sound earcuffs AM-TW01」についてご紹介しました。
新機能や特別な性能が搭載されている訳ではないのでやや短めになってしまいましたが、屋外でVoiceOverを使うことのある方はぜひ試してみてください。