ついに入手したApple最強のBluetoothヘッドホン❕
~AirPods Max開封レビュー~


2020年にライトニング端子搭載モデルが初登場して以来、2024年にType-Cポートへ変更された以外に大きなモデルチェンジをしていない、もはや完成形ともいえるApple純正のオーバーイヤーヘッドホン、「AirPods Max」。

Apple好きのLUCAも以前から気にはなっていたものの、あまりに高価な価格設定に手を出せずにいました。ただ色々とありがたい事があり、この度ついにAirPods Maxを手に入れることができました。

そんな訳で、目新しさはないかもしれませんが、今回はApple AirPods Maxの開封レビューをしていきたいと思います。

🎧レビューには一部、LUCAの個人的な意見が含まれるかと思いますが、ご了承いただければ幸いです。


イラスト化したAirPods Maxの画像。明るい色のオーバーイヤーヘッドホンが柔らかな青い表面に置かれています。

商品情報・基本スペック

それでは本題のレビューに入る前に、まずApple AirPods Maxの商品情報からご紹介します。

○商品名
AirPods Max
○品番/モデル
MWW03ZA/A(USB Type-C)
○Apple公式商品ページ
AirPods Max - Apple日本
○Amazon商品ページ
Amazon.co.jp: Apple AirPods Max
○価格(Apple Store基準)
¥84,800(記事執筆辞典)
○カラーバリエーション
・ミッドナイト
・スターライト
・ブルー
・パープル
・オレンジ
○内蔵チップ
H1チップ
○バッテリー
・バッテリーパフォーマンス: ノイズコントロール/空間オーディオ使用時連続再生20時間
・クイックチャージ: 5分間の充電で1.5時間使用可能
○サイズ/重量
・高さ: 187.3mm
・幅: 168.6mm
・厚さ: 83.4mm
・本体重量: 386.2g
・スマートケースの重量: 134.5g
○オーディオ性能
・アクティブノイズキャンセリング(最大2倍まで)
・外部音取り込みモード
・パーソナライズされた空間オーディオ
・ダイナミックヘッドトラッキング
・アダプティブエコライゼーション
・ロスレスオーディオ(2025年4月以降のOS、Type-C有線接続のみ)

商品情報・基本スペックについては以上です。あまり詳しい情報が公開されていないこともあり、技術情報等を掲載できていませんが、スペックの高さは一目瞭然ではないでしょうか。

次項からは本題、AirPods Maxを使用感・音質・性能の3つの側面からレビューしていきます。


REVIEW1: 使用感

まず全体的な使用感についてですが、基本的にフィット感・装着感も良く、ボタン類などの操作性も直感的でとても使いやすく感じます。下記、高評価ポイント(便利に感じた点)と低評価ポイント(少し使いづらく感じた点)に分けて、細かくご紹介していきたいと思います。

🙆高評価ポイント

1. スマートケース
・マグネット内蔵のフラップ式で、本体の出し入れが容易
・イヤーパッド部を90°回転させ、平な形にして収納できるため場所を取らない
・スマートケースに入れている間本体が超低電力モードに入るため、電源のOn/Offを気にせずに済みとても楽
・スマートケースのデザインが良く、普段はまるでハンドばっっぐのように持ち歩くことも可能
2. 装着感
・頭頂部に触れるヘッドバンド部分やイヤーパッドの周りがメッシュ素材になっており蒸れにくい
・イヤーパッドが柔らかいことに加え、耳全体を覆う計上のためピアス等をしていても影響を受けにくい
・ヘッドバンドが伸縮するだけでなくイヤーパッドの根本にスプリングが内蔵されていて更に広げられるようになっているため様々なサイズに適用できる
3. 操作部
・ボタンの数が少なくとても押しやすい形状になっているため操作が容易
・デジタルクラウン(ダイヤル式に回すことのできる丸井ボタン)を回転させ音量を調節することができるなど操作が直感的
・タッチパネル等がなく本体底面など押してしまいやすい位置にボタンがないため誤操作が起きにくい

🙅低評価ポイント

1. 締め付け感
・イヤーパッドの根本に搭載されたスプリングが大きく開く一方で強く反発しすぎてしまうため、長時間装着していると締め付け感を感じてしまう
2. 重量感
・本体にかなり重量感があるため長時間装着していると首や肩が疲れやすい

使用感のレビューは以上です。全体的にはとても使いやすいのですが、一部スプリングが強すぎること・重さがあることで長時間の使用に向いていない点などが少し気になりました。



※以下、AirPods Max本体の写真です。クリック/タップすると画像が切り替わります。

専用のスマートケースに収納された状態のAirPods Max本体の写真。高級感のあるケースと細身のヘッドバンドがまるでハンドバッグのようにも見えます。クリック/タップすると画像が切り替わります。

REVIEW2: 音質

続いては音質のレビューです。オーディオ・音響機器についてそれほど詳しい訳ではないのであっさりとした評価になってしまうかと思いますが、こちらも高評価・低評価に分けてご紹介します。

🙆高評価ポイント

1. 音楽再生
・イコライザ未利用時には癖のない真っ直ぐな音が響き、高音・低音共に聞き取りやすいため幅広いユーザに適用可能
・空間オーディオやヘッドトラッキング(詳しくは次項で紹介)を組み合わせることで臨場感のある立体的なサウンドを楽しむことができる
2. VoiceOverとの相性
・Apple純正ヘッドホンであるため他のAirPodsシリーズと同様、遅延・途切れなく快適に利用可能
3. その他
・優先接続によるロスレスオーディオでは超高音質・低地円のサウンドを楽しむことができ、オーディオゲームなどにも利用可能
・アクセシビリティ設定から様々な音響の微調整が可能

🙅低評価ポイント

1. イコライザ
・他のAirPodsシリーズと同様にApple純正のイコライザ機能では自由な音響のカスタマイズがしづらい
2. 外部音取り込み
・外部音取り込みモード(詳しくは次項で紹介)により取り込まれる音が協調され過ぎてしまい再生中の音声を聞き取りづらい時がある

音質については以上です。低音好きなど音響にこだわりのある方にとっては少し物足りなく感じてしまうかもしれませんが、とてもクリアで聞き取りやすい音が特徴なので、VoiceOverユーザにはお勧めです。


REVIEW3: 性能

最後にレビューするのは、LUCA自身最も感動してしまった、性能面についてです。

🙆高評価ポイント

1. ノイズコントロール
・アクティブノイズキャンセリングではAirPods Pro 2と比べ大幅な環境音のカットが可能となっており人の気配さえも覆うほどの性能になっている
・外部音取り込みモードはやや過剰に感じることもあるが小さな息遣いまでも披露ことができ外出時にも安全に使用することが可能
2. 空間オーディオ・ダイナミックヘッドトラッキング
・空間オーディオを設定することで臨場感のあるサウンドを楽しむことができる
・ヘッドトラッキングの性能が高く、ゲームの効果音や動画のBGM等が頭の動きに合わせてシームレスに連動する
3. その他
・バッテリーが20時間の連続再生に耐える設計になっており、スマートケースと組み合わせると充電を数日から1週間ほど持たせることが可能
・頭検出機能により装着と同時にBluetooth接続が開始されスムーズに使い始められる
・Type-CケーブルによりAppleデバイスと接続するだけで容易に高音質/低地円のサウンドに切り替えることができる

🙅低評価ポイント

1. 有線接続の制限
・サードパーティ製デバイスとも容易にType-C接続できるBluetoothヘッドホンが増えている中、AirPods MaxではApple製デバイスとの有線接続にしか対応していない

性能についてのレビューは以上です。ご覧の通り欠点らしき欠点は殆どなく、性能面についてはとても快適に利用できています。


まとめ

さて、今回はLUCAが入手したばかりのApple製Bluetoothヘッドホン、「AirPods Max」について、使用感・音質・性能の3つの側面からのレビューをご紹介しました。

他のAirPodsシリーズと比べ非常に高価ということもあり中々手が出しづらいデバイスではあるかもしれませんが、それに見合った性能であることは確かです。

ご興味のある方は、一度Apple Storeや量販店で本器を見てみては如何でしょうか。


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